PlayStation4を持っている人の中には、コントローラーが接続出来なくて困った経験があるという人もいるのではないでしょうか?DUALSHOCK4の接続に関するトラブルはよく耳にするもので、コントローラーが繋がらない、認識しない、反応しない、動かないといった症状でお困りの方も多いようです。
今回は、コントローラーがプレステ4本体と接続できない(ペアリングできない&充電できない)、プレイ中に接続が切れてコントローラーが動かない・反応しない場合の対処法についてまとめてみました。
PS4本体とコントローラーが接続できない場合の対処法(ペアリング編)
DUALSHOCK4とPS4本体を接続する「ペアリング」
ペアリングが完了すると、繋がれたコントローラーの数・順番によって、上部のライトバーが青・赤・緑・ピンクに点灯します。このペアリング出来ないと、いつまで経ってもライトバーが「白点滅」をくり返すのですが、そんな時の対処法をいくつか挙げたいと思います。
本体を再起動する
PS4本体を再起動し、本体状態をリセットしましょう。再度電源を入れる時には、コントローラーをUSBケーブルで有線接続して試してみてください。
コントローラーをリセットする
コントローラーの裏面には小さな穴(リセットボタン)があり、爪楊枝などの細い棒でこのボタンを押すことでコントローラーの状態をリセット出来ます。リセットしたらPSボタンを押して再度ペアリングを行ってみましょう。
PS4本体のシステムソフトウェアを確認する(有線での接続が可能な場合)
本体のシステムソフトウェアが最新のものでない場合に、ペアリングが完了しないという現象が起きることがあります。有線なら本体とコントローラーを接続出来る場合には、ホーム画面の「設定」から「システムソフトウェアアップデート」を確認してみてください。
セーフモードを起動する
セーフモードとは、PS4を必要最低限の機能で起動させるモードのことを言います。このセーフモード立ち上げ時に「DUALSHOCK4をUSBケーブルで接続して、PSボタンを押してください」という指示があるのですが、セーフモードでこれを行うと今まで出来なかったペアリングが出来るようになる場合があります。
セーフモードでの起動方法は公式のサポートページを参考にしてください。
PS4 のセーフモード
ペアリングでコントローラーが接続できない時には、上記のような方法を試してみてください。
PS4本体とコントローラーが接続できない場合の対処法(充電編)
コントローラーのバッテリーを充電する時には、PS4本体とコントローラーをUSBケーブルで繋ぎますが、充電時はライトバーの光が「オレンジ色」となり、その光り方で状態を知らせてくれます。
- オレンジ色の光が10秒間隔で点滅を繰り返す
→問題なく充電が出来ています。 - オレンジ色の光が、1度だけゆっくりと光る
→バッテリーの充電がMAXの状態を表しています。 - オレンジ色の光が1度灯った後、急に消える
→コントローラーとUSBケーブルの接触に問題があります。 - 充電残量はないはずなのに、USBケーブルと接続してもライトバーの反応がない
→通電が全く行われていない状態となります。
3のようなケースでは、コントローラーとUSBケーブル両端子の接触が悪いことを表します。端子の汚れ、金属の劣化が主な原因となりますので、接点復活剤を両端子部分にかけて綺麗にしましょう。USBケーブルの端子が曲がってしまっているような場合でも接触不良が起きるので、そのような場合にはケーブルの買い替えを検討しましょう。
4のようなケースは、完全に通電していない状態となります。コントローラーを長期間使用していて最近電池の持ちが悪かった、久しぶりにコントローラーを使ったらこのような状態になったという場合はバッテリーの寿命が考えられますので、新しいコントローラーの購入を検討しましょう。
最近まで問題なく使えていて、バッテリーには問題ないはずという場合は、USBケーブルの断線、端子の故障が原因と考えられます。このような場合にはケーブルの買い替えを検討しましょう。
PS4のUSBケーブルは、純正品が単品販売されていないので、対応のケーブルを探す必要があります。対応のケーブルについては過去の記事で紹介していますので参考にしてみてください。
プレイ中にコントローラーの接続が切れて動かない・反応しない場合の対処法
無線の場合
DUALSHOCK4をワイヤレスで使用している時に、接続が切れてしまう(誤作動を起こす)という場合では、電子レンジやその他の無線機器が同じ周波数を使用しているための電波干渉が原因と考えられます。そのような可能性が考えられる場合には、周りにある無線機器の電源を落とす、離れてプレイする、有線接続に切り替えるなどの対応を取ってみましょう。
またプレイヤーを追加する時に、すでにペアリングしていたユーザーに上書きしてしまうと、これまでの接続が切れてしまいます。
ペアリング時に表示される画面で「User1(既にペアリングしていたユーザー)」ではなく「+新しいユーザー」をクリックすると、コントローラーを複数台接続することが出来ます。
有線の場合
コントローラーをUSBケーブルで繋いでいる時に接続が切れるという場合には、コントローラーとUSBケーブルの両端子が接触不良を起こしていることが原因と考えられます。
充電時の項目でも説明しましたが、そういった場合には端子に接点復活剤を吹きかけたり、USBケーブルを買い換えることで症状が改善することがあります。
またUSBケーブルを頻繁に抜き差ししていると、コントローラー側の端子が緩んでしまうことでUSBケーブルがグラつき、接触不良を起こすことがあります。端子にゆるみが見られる場合には、細いドライバー等で端子の広がりを戻してみると良いでしょう。
この症状は長く使われたDUALSHOCK3でもかなり多く見られ、通電が頻繁に途切れる、USBケーブルがすぐに抜ける、接触不良が原因でキーが暴走するといった問題の原因となりました。
今回は、PS4コントローラー「DUALSHOCK4」が接続できない原因・対処法についてまとめてみました。コントローラーが反応しない、動かない、繋がらない、認識しないなどの症状でお困りの方は参考にしてみてください。
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