1989年に任天堂から発売された、携帯ゲーム機「ゲームボーイ(GAME BOY)

携帯ゲーム機として初めて累計販売台数が1億台を突破した名機ですが、液晶画面が小さく照明機能も付いてないため、「ワイドボーイ」や「ライトボーイ」といった、画面を照らしたり拡大する周辺機器が発売されました

今回は、そのワイドボーイやライトボーイについて、使い方や使用感、初代ゲームボーイでのプレイの悩みを解決してくれるゲーム機について話をしていきたいと思います。(ゲームボーイ=GBなどの略称を使用しています)

ゲームボーイ専用 拡大鏡「WIDE BOY(ワイドボーイ)」

メーカーSUNSOFT
発売日1991年2月10日
定価1554円(税込)

ワイドボーイは1991年にサンソフトから発売された、初代ゲームボーイ専用の拡大鏡です。

ワイドボーイの表面にはズームアップレンズを搭載、両側面の爪をGB側面の溝に引っかけて装着し、可変式の脚を伸ばす事で画面が大きく見えるようになっています。どのくらい拡大されるのかを写真に撮ってお伝えしたかったのですが、自分の目で見ると拡大されているのに、レンズを通すと拡大されないため断念。画面と顔の距離でも見え方が違いますが、通常のGB液晶画面の1.5倍くらいで見えるようになります

少しマイナスに感じた部分は、自分の顔やフレーム、4本の脚が影になって画面に映ってしまう事。照明の位置や光の強さで軽減される部分もありますが、ソフトによってはプレイの妨げになる場合もあります。

ゲームボーイ専用 ライト付拡大鏡「LIGHT BOY(ライトボーイ)」

メーカービック東海
発売日1990年7月31日
定価2649円

ライトボーイは、拡大鏡にプラスして照明機能も付いた初代ゲームボーイ専用の周辺機器です。このライトボーイは、初代ゲームボーイ、ゲームボーイポケット、ゲームボーイライト、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンスまでシリーズが発売されたので、ユーザーに一定の評価をされた商品と考えて良いと思います。

ゲームボーイの上部にライトボーイをはめ込む形で装着します。こちらも画面と顔の距離で見え方は変わりますが、通常のGB液晶画面の1.5倍くらいで見える印象です。(本品の外箱には1.4倍と記載があります)

照明機能では単三乾電池2本を使用、2個のムギ球が液晶を照らしてくれます。電球がちょっと小さくないかと思ったのですが、暗い部屋で明かりを付けてプレイしてみると丁度良い明るさでした。

使ってみた感想は

  • ワイドボーイほどではないが、自分の影が薄く画面に映り込む(ライト未点灯時)
  • ライトボーイがソフトの差し込み口を覆ってしまうため、ソフトの抜き差しに手間がかかる
  • 初代ゲームボーイはただでさえ重たいが、ライトボーイ+電池2本でさらに重くなる

といった部分が少し気になりました。

ゲームボーイソフトのプレイを明るい画面・大きな画面でプレイ出来るハード

ゲームボーイアドバンスSP

ゲームボーイアドバンスSPでは、液晶画面にフロントライトが搭載されており、ゲームボーイシリーズのソフトもプレイが可能です。ゲームボーイソフトを起動すると、最初は正方形(ゲームボーイと同じ形)に表示されますが、L・Rボタン同時押しで、全画面表示に切り替える事が出来ます。「ゲームボーイ(モノクロ)専用ソフト」をアドバンスSPでプレイすると、モノクロ表示ではなく、カラー表示になるのも嬉しいポイントです。

スーパーゲームボーイ(スーパーゲームボーイ2)

スーパーゲームボーイは、スーパーファミコン使ってゲームボーイソフトをプレイ出来る周辺機器で、今までゲームボーイの小さな画面で遊んでいたソフトを、テレビ画面で楽しめるのが魅力です

スーパーゲームボーイには対応・非対応のソフトや、1と2で違いがあるので、もし検討される方は、以前の記事で詳細をまとめているので、購入前に読んでいただけたらと思います

スーパーゲームボーイ1と2の違いは?使えるソフトや通信について

 

今回は、初代ゲームボーイで使える拡大鏡やライトボーイについて話をしてきました。30年以上前に発売された物なので、どこか使いにくさもありますが、その中にも懐かしさや、昔の知恵を感じる事が出来る周辺機器でした。

初代ゲームボーイを持っているという方は、ワイドボーイやライトボーイを使ってみると、また違った楽しみ方が出来るので、是非一緒に遊んでみてください。

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