今回はニンテンドースイッチのコントローラー「Nintendo Switch Pro コントローラー(プロコン)」のスティック故障について。
ジョイコン同様、スイッチのプロコンでも長時間使っていると、キャラやカーソルが勝手に動く、意思通りに動かないなどの誤作動や不具合が起きるようになり、私もそれを経験した一人です。今回はSwitchのプロコンのスティック故障で悩んでいる方へ、その原因や対処法について話をしていきたいと思います。
プロコンのスティック不具合や誤作動の主な原因とは
Nintendo Switch Pro コントローラー(プロコン)で、キャラやカーソルが勝手に動く、反応が悪い、思い通りに動いてくれないなどの誤作動を起こしてしまうという場合には、プロコンのアナログスティック基盤に原因があると考えられます。
このアナログスティックの基盤内部にはプラスチックが使用されていますが、長時間使っているとプラスチックが削れて粉が発生し、この粉がスティックの動きを悪くする要因となります。
そうなると、スティックが中央へ戻らない、スティックの戻りが遅い、スティックが中央に戻っていない状態から次の方向入力をする、スティックが最大まで入力出来ないなどの問題が起こり、キャラクターやカーソルが誤作動や勝手に動くなどの不具合を起こしてしまうようになります。
プロコンの分解方法
先ほど記載したような不具合がある方は、プロコンを分解してスティック周りの状態を確かめてみるのが良いと思います。修理というような難しいものではなく、必要なものはプラスドライバー(細いもの)だけ、作業時間は5分程となります。(当記事は症状の原因を説明するもので、分解や修理、またその製品の使用を推奨するものではございません)
3.コントローラー裏面のネジ4本を外し、背面カバーを取り外します。
ここまでがスティック基盤を確認するための分解となります。アナログスティック基盤のプラスチックが削れて粉がついていたり、滑りが悪いようなことがあれば、それが故障の原因かもしれません。
プロコンのアナログスティック基板を掃除する
分解してみて、スティック基盤に粉が付着しているような場合には基盤を掃除してみましょう。スティック基盤の掃除ですが、「エアダスター」と「パーツクリーナー」があると簡単に掃除が出来ます。
少しお金がかかってしまいますが、もしこれでスティックの不具合が解消しなくても、エアダスターやパーツクリーナーはその他ゲーム機、家にある電化製品などでも多く使い道があるので検討してみてください。
エアダスターをスティック基盤全体に吹きかけ付着物を取り除き、パーツクリーナーをプラスチック部に1プッシュ吹きかけたら、ゴムスティックをつけて軽く回してなじませてください。
パーツクリーナーは主に金属に対して使用されますが、プラスチックに使用しても問題はありません。パーツクリーナーを吹きかけることでスムーズでなかった部分の動きも滑らかになります。完了したら、スティック補正で不具合が解消されたか確認してみてください。
不具合が解消されない場合や反応しない場合には
これまでの方法で不具合が解消されない場合や、元よりスティックが動かない・認識しない・反応しないという場合には完全な故障が考えられます。アナログスティック基盤ごと交換するという修理方法はありますが、半田ごてを使用するなど簡単な作業ではないため、コントローラーの買い替えを検討するのが良いでしょう。
有線コントローラーであれば比較的安い値段で購入することが可能です。
今回は「Nintendo Switch Pro コントローラー(プロコン)」のスティック故障について、考えられる原因や対処法の話をしてきました。プロコンも安いコントローラーではないので、故障する前に定期的にメンテナンスをしてあげるのが良いかもしれません。
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