まだまだ現役機のPlayStation2。久々にやりたいなと思って本体の購入を検討する際に、新しいものとして後期型(薄型)を選ぶ人が多いと思います。
薄型のPS2でも70000番~90000番まで5種類の型番があり、どれを選んだらいいのか迷う方もいると思うので、今回は薄型プレステ2の型番での違いやおすすめ、各型番の気にすべき点について書こうと思います。
薄型の各シリーズの違いやおすすめポイント
70000/75000/77000シリーズ
SCPH-70000~77000は、PS2の初期薄型に当たる本体シリーズとなります。各型番ごとでの外観の違いなどはありません。
ブラック(CB)・ホワイト(CW)・シルバー(SS)が通常カラーとして発売され、75000CBではファイナルファンタジーの紋章が表面にデザインされている本体(75000FF)、77000番では限定カラーとしてピンク(PK)が発売されています。
・【本体寸法】ー 幅230×高さ28×奥行き152mm 【本体重量】―900g
厚型と比べ、大きさは約4分の1、重さ約半分とスリム化され、電源供給が電源コード→ACアダプターに変更されました。各型番で本体システムのバージョンに違いはあるものの、スペックとしてはどれも変わりないと考えていいでしょう。薄型の初期型番になるので、以降の型番と比べても比較的価格が安めなのがおすすめポイントです。
70000-79000番の特徴・相場・おすすめ周辺機器についてはこちら↓
79000シリーズ
70000番から引き継がれた外観デザインの最終型番となります。見た目には前型番と全く変わりませんが、本体とACアダプターともに軽量化が行われています。
・【重量比較】
「~75000番本体」―900g アダプター350g
「79000番本体」―600g アダプター250g
~75000までのアダプター(左)と79000のアダプター(右)
実際に持ち比べてみると、「軽いっ!」と言ってしまうくらい違います。
デザインは70000番台が良く、その上で軽い方がいいという方にはおすすめです。
90000シリーズ
プレステ2シリーズ全体の最終型番となります。70000番台と比べ外観のデザインが大きく変更され、真ん中に縦ラインが入っていた前型番から、左半分が鏡面素材になっているデザインに変更されました(シルバーでは全面が同素材となります)
また、電源供給がACアダプターから電源コードへと変更され、軽量化された79000番+ACアダプターよりも軽くなっています。通常カラーと合わせて、限定色としてシナバーレッドが最後に発売されました。
90000番のデザインがお好みの方、またACアダプターが付いていると何かと邪魔だからコードでの電源供給の方がいいという方におすすめです。
各型番での気にすべき点
70000番台シリーズ
・アダプタ差し込み口が細くため、接触が悪くなりやすい。
70000番シリーズの電源供給はACアダプターからとなりますが、本体への差し込み口が非常に細くなっています。そのため、差し込み部に負荷がかかると上写真のハンダが取れて接触が悪くなってしまい、電源が入りにくくなることがあります。
・ディスクトレーが90000番よりも壊れやすい。
ゲームスタートの際には、ディスクトレーを閉じることで内部のスイッチが押され、ディスクが回り始めます。このスイッチが90000番台では1ヶ所のところ、70000番台では2ヶ所あり、同時にスイッチが押されないとディスクが回転し始めません。開閉数が多くトレーが緩んでしまったり、1個でもスイッチの接触が悪くなるとソフトやDVDを読み込まないことがあるので、取り扱いには注意してください。
90000番シリーズ
・本体表面の傷が目立ちやすい
本体左半分の鏡面素材に傷がつきやすく目立ちやすいため、綺麗なものを求めると少し値段が上がってしまう可能性があります。(傷を気にしない方は逆に安く購入できる可能性もあります)また縦置き使用したい場合には専用スタンドの価格が70000番台のスタンドよりも高いので購入前に頭に入れておいてください。
以上、薄型のプレステ2それぞれの特徴などを簡単にまとめてみましたが、同じ薄型でもデザインや素材が違ったり、構造により壊れやすい部分も異なります。購入を検討される際には参考にしていただけたら幸いです。
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