今回はニンテンドー64で特定のソフトを遊ぶ際に必要な「メモリー拡張パック」について、拡張パックとは何か?なぜ価格が高いのか、拡張パックがないと遊べないソフト、本体への付け方の話をしていきたいと思います。
64 メモリー拡張パックとは、なぜ高いのか?
メモリー拡張パック(旧ハイレゾパック)はN64本体のメモリを拡張するための機器となり、N64発売の3年後となる1999年6月18日に発売された周辺機器です。必要になるなら付けておいてよと言いたい所ですが、価格との兼ね合いで内蔵されずにニンテンドー64は発売されました。
1999年12月10日に「ドンキーコング64」がニンテンドー64のメモリーを拡張しなければプレイできないソフトの1作目として発売されています。
拡張パックが発売された時の価格は2,800円(税別)となりますが、現在は中古品でもその値段で買えることはなかなかありません。
拡張パックがなぜ高いのかというのはあくまで憶測となりますが、当時の販売数が多くなかったこと、拡張パックが必須となるソフトに名作があり、手放してしまうとそのソフトを遊ぶ事が出来なくなってしまうため二次流通が少ないなどが考えられます。
メモリー拡張パックが必要となるソフト
プレイするためにメモリー拡張パックが「必須」となるソフトは、
- ドンキーコング64(1999年12月10日)
- ゼルダの伝説 ムジュラの仮面(2000年4月27日)
- パーフェクトダーク(2000年10月21日)
この3作品は拡張パックがないとプレイが出来ません。
その他にも画面解像度が向上したり、プレイ人数が増やせるなど拡張パックに「対応」しているソフトが数タイトルあります。
メモリー拡張パックの着脱方法
メモリー拡張パックを本体に付けるには、すでにセットされているターミネータパックを外す必要があります。そのための「ターミネータパックイジェクタ」が拡張パックには付属していましたが、持っていない方も多いと思うので、マイナスドライバーを使った方法をお伝えします。
- 本体手前「MEMORY EXPANSION」と記載のフタを外す
- 「はがさないでくだい」と書いてあるシールをはがす
- ターミネータパックのくぼみにマイナスドライバーを入れ、てこの原理でターミネータパックを押し出す。この時本体に傷が付きやすいので当て布を敷いた方が良いです
- 拡張パックをセットする
これで完了となります。拡張パックが必要ではないソフトもこのまま遊ぶ事が出来ます。
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