SONYから発売された家庭用ゲーム機「PlayStation2」
販売台数やソフトを見ても歴代最高のゲーム機と言っても過言ではありません。
PS2の本体には大きく分けて、厚型(SCPH-10000~55000)、薄型(SCPH-70000~79000)、デザインの変わった最終薄型(SCPH-90000)の3種類に分けられます。
プレステ2で遊びたいけど、どの本体を買えばいいのか分からないという方向けに、今回は薄型PS2の中で70000~79000番の特徴・性能、中古価格相場、使える周辺機器などについて話していきたいと思います。
PS2 70000番台の特徴と性能
厚型の本体から薄型にモデルチェンジして2004年の11月に発売された型番で、SCPH-70000シリーズでは、70000、75000、77000、79000の4型番が発売されています。
厚型の本体からどの程度小さくなったのかというと、
- SCPH-50000(厚型)― 本体サイズ:約301mm×78mm×182mm 重量:約2.0kg
- SCPH-70000(薄型)― 本体サイズ:約230mm×28mm×152mm 重量:約900g
とかなり小さく、軽くなりました。
70000~79000の数字は何が違うの?という人もいると思うので簡単に述べると、
- 70000~79000で、本体内部に使用されている部品などに違いはあるが、使える機能や外観については変わらない。
- 79000番では、本体の軽量化(約900g→約600g)が行われている。
- これは性能というよりあとから分かったことですが、70000番を除く75000~79000番ではPS1・PS2ソフトの一部で正常に動作しないものがある。
という感じです。
※75000~79000番で正常に動作しないタイトルについては公式サイトに記載がありますので、気になる方はご覧下さい。
ソフトウェアの互換性についてのお知らせ
PS2 70000番台のカラーバリエーション
PS2の70000番台では、ブラック、ホワイト、シルバーがメインカラーとして発売されています。その他に、限定品として、
- 「ファイナルファンタジーXII」に登場するジャッジマスターの紋章が本体にデザインされたチャコール・ブラック
- 薄型で唯一のピンクカラー
の2種類が限定発売されています。
PS2 70000番台の中古価格
PS2 70000番台の中古価格ですが、相場は毎日のように変動するので明確にいくらとは言えませんが、アマゾンなどのネット通販を見ていただくと、大体の相場を知ることが出来ます。
1、2年前は1万円前後だったと記憶していますが、今ではその半分程度となっています。79000番のみ、軽量化・生産台数も少なかったため、他の70000番台に比べ若干高くなっています。
PlayStation2 SCPH-79000CB の相場
沢山の名作があり、ずっと楽しめるPS2がこの値段で購入出来るようになったか~という印象です。
PS2 70000番台で使える周辺機器
PlayStation2 専用縦置きスタンド SCPH-70110
薄型になった70000番台ですが、縦置きにすることでさらにスペースを有効活用出来ます。
PlayStation2 専用 DVDリモートコントローラ
DVDの視聴にはPS2を使うよという人にはこのリモコンを使うことでコントローラーよりもかなり操作がしやすくなります。
PS2専用HDMI接続コネクター
PS2ではHDMI端子が備え付けられていないため直接続は出来ませんが、この変換コネクタを使用することでHDMIケーブルを使用でき、良画質でプレイすることが出来ます。HDMI端子のみ搭載のテレビ、PCモニターでもプレイが可能です。
「PS2 to HDMI」について、詳細を書いた記事はこちらをご覧下さい。
PlayStation2対応 コンパクトTFTモニター2
あまり知られていませんが、PS2でも専用モニターが発売されています。家族もいるのでテレビを独占出来ない、毎回テレビの配線を接続するのが面倒、テレビを見ながらゲームがやりたいなど、モニターがあれば便利なこと間違いなしですね。
このモニターも持っていて、記事に詳細を書いているので気になる方は良かったら見てみてください。
PS2の70000番台は、厚型から小型・軽量化されているにも関わらず、値段はほとんど変わらないこと、90000番台と性能は変わらないのに値段は70000番台の方が何割も安いといういい所が多い型番になっています。
気になった方は是非チェックしてみてください。
90000番との比較や型番毎の注意点についてはこちら↓
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