PS3をシステムアップデートする際に、時間が経っても一向に終わらない、画面に「99%」と表示されたまま動かないという事例が多くあるようです。私自身もそのような経験が1度ありますが、今回はその原因と解決方法の話をしたいと思います。
最初に試してみる5つのこと
システムアップデートができない・終わらない場合には、まず以下のことを行ってみてください。
- PlayStation Storeの削除
- PS3の再起動
- 通信機器の再起動
- モデムとPS3の直接接続
- 有線接続への変更
この5つはソニーの公式でも伝えられていることですが、まずは上記のことを試してみましょう。
回線速度の問題
PS3に搭載されている無線の規格は、発売当初の古いものなので、アップデートを行うときに無線状態の場合ではWi-Fiを最大限に活用出来ません。アップデートに時間がかかる・終わらない場合には有線接続にしてアップデート出来るか試してみましょう。
セーフモード(リカバリーモード)からアップデートする
セーフモードとは、PS3を必要最低限のシステムで起動させる診断モードとなり、再起動・設定の初期化・ファイルシステムの修復・データベースの再構築・PS3の初期化・システムアップデートが行えるモードとなります。
セーフモードのやり方は、
- PS3を主電源まで全て落とす。
- 電源を入れる。この際に電源ボタンを押し続けると電源が切れるので、そうしたら指を離す。
- 再度電源を入れる。この際にまた電源ボタンを長押しするが、1度目の「ピッ」という音が鳴っても押し続け、2度目の「ピピッ」という音が鳴ったら指を離す。
これで画面にセーフモードが立ち上がり、システムアップデートを行うことが出来ます。
ハードディスクの問題
上記の方法で改善しない場合には、ハードディスクの故障が原因と考えられます。PS3のHDDの交換には、交換用のハードディスクとソフトウェアを入れたUSBメモリが必要となります。ハードディスクの交換方法は以前の記事に記載しましたのでそちらもご覧下さい。
アップデートが99パーセントで止まって一向に終わらないと焦りますよね。
私はセーフモードでのアップデートで無事に解決しましたが、もしアップデートができない、99%から動かないという方は、Wi-Fiを再起動・有線状態で試みる、セーフモードで再度アップデートを試してみてはいかがでしょうか。
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