2016年に「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」が発売されましたが、久しぶりにファミコンソフトを遊びたいな~と思った人も多かったのではないでしょうか?

通常のファミコンを新たに購入しようとしても、新品は高いし、中古は傷が多かったり、人が使ったものは嫌だという人もいるはず。ファミコンではいまや多くの互換機が発売されています。

互換機ってどうなの?純正とどんな所が違うの?と思っている方のために、実際にプレイしてみた感想・比較を書きたいと思います。
色々な互換機が発売されていますが、今回はコロンバスサークルから発売された「エフシーコンパクト」で遊んでみました。

 

<外観比較>

「エフシーコンパクト」というだけあって初代ファミコンと比べて一回り小さくなっています。付属しているACアダプターも純正の物に比べるとかなり小さく、場所をとらないのはとてもいいですね。カラーはFCに似せた紅色とパールで、かわいらしいデザインとなっています。

 

<本体性能>

重量はかなり軽く(本体のみ:189グラム)、そのため簡素な作りなのかなと思い、プレイ中に揺らしたり動かしてみたりしましたが、バグは起きませんでした。(程度によるかとは思いますが)画質についても、AV端子ケーブルを使用しているので、NEWファミコン(AV仕様)と変わりなく綺麗です。また、もとよりオリジナルゲームが88タイトル収録されています。全て英語のタイトルで、やってみなければ分からないという感じですが、しょぼいものから、結構面白いじゃん!というものまで。暇つぶしには最適だと思います。

 

<コントローラー性能>

サイズは初代ファミコンとほぼ変わりませんが、少し厚みがあり、裏面の左右が少し膨らんでいるので、個人的には持ちやすいなという印象を受けました。ボタンに関しては、十字キーが○状なので斜め入力はしやすく、A・Bボタンの上にAA・BBボタンがあり、連射機能を備え付けています。SLOWボタン(スタート連射)もあり。

純正ファミコンのコントローラーには連写機能は付いていないので、そういった機能を使いたい人にはプラスです。しかしながら、ボタンを押した感触がやや硬め、またほんのわずかですがレスポンスが遅いと感じました。(スーパーマリオワールドで、マリオをBダッシュからジャンプさせようと思ったら、飛んでくれず穴に落っこちました) ロールプレイング系では問題ないと思いますが、俊敏な動きを必要とするゲームだと少し気になるかもしれません。

 

<総評>

今回は1つの互換機を遊んでみての感想なので、すべてに当てはまるわけではありませんが、安い値段で新品を遊ぶことができるというのは、互換機の大きな魅力の1つだと思います。純正の商品はもちろん1種類しかないわけですが、互換機であればファミコンでも色々なデザインや機能性のものが発売されているので、好みのものを選ぶことも可能です。

ただ、安値・互換品ということもあって、ボタンの押しづらさ、レスポンスの遅さなどがある場合があるので、実際に遊んでみて、少しの時間で操作には慣れましたがそれはマイナス点。また、マルチタップやスティック系コントローラーを買い足せない(使えない)ので、その点の幅を広げることは出来ないことを買う前に頭に入れておきたいですね。

低コスト・かつ新品で遊べるというのは互換機ならではなので、久しぶりに安くファミコンソフトを遊びたいという人にはオススメだと思います。以上、ファミコン互換機を遊んでみての感想・比較でした。

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