今回は任天堂のゲーム機「ニンテンドー3DS」で電源がつかない・起動しないという症状について。
私の3DSもそういった状態になったことが何度かあるのですが、割と多い症状のようなので、この記事では3DSの電源が付かない原因や対処法・直し方について話をしていきたいと思います。
バッテリーが原因で3DSの電源がつかない
3DSの電源が付かない・起動しない原因のひとつとしてバッテリーの劣化が挙げられます。3DSは一番最初に発売されたものが2011年となり、バッテリーの消耗や全く機能しなくなったもの、膨張や液漏れを起こしている物も目にします。長期間使用していないとその間でバッテリーが劣化をし、久しぶりに3DSを起動したら電源がつかないという事もあります。
バッテリーが原因の場合、
- 電源ボタンを押しても電源ランプが全く反応せず起動しない
- フル充電後に電源ボタンを押しても青ランプではなく赤ランプが点灯してすぐに電源が落ちる
- 充電器を接続したままであれば電源が付く
といった現象が見られると思います。
電源がつかない原因がバッテリーと考えられる場合には電池を交換すれば症状が改善します。交換用の電池とプラスドライバーがあればすぐに交換が可能です。
フレキシブルケーブルが原因で3DSの電源がつかない
「フレキシブルケーブル」とは、3DSの上画面と下半分にあるメイン基盤を繋いでいるケーブルです。
本体上半分と下半分を繋いでいるケーブルのため、本体の開閉に伴いケーブルが痛み電源がつかなくなるといった症状が起きる事があります。
フレキシブルケーブルが原因の場合、
- (充電完了後)電源ボタンを押すと青ランプは付くが「ブツッ」という音を立てて一瞬で電源が落ちる
- 本体を開く角度によっては電源がつく場合がある
といった現象が見られると思います。
このフレキケーブルは特別高いものではなく交換・修理する事も可能ですが、そのためには3DS全体をほぼ分解するような形となり、一度も3DSを分解した事がないという方だと、おそらく交換・修理には1時間くらいかかるような作業となります。
手間や時間を掛けたくない、分解や修理などは得意じゃないという方は、壊れた3DSでもある程度の値段で販売する事が出来るので、メルカリなどで売却してそのお金を買い替えの資金にするのもいいかもしれません。
その他にも3DS本体がフリーズしたり「エラーが発生しました」というメッセージやエラーコードが表示されて遊ぶ事が出来ないという症状がありますが、これらは今回お話した内容がエラーの原因ではなく、本体側(基盤)の問題が主となりますので、任天堂のサービスセンターに問い合わせをし現状を説明してサポートを受けましょう。
今回は3DS本体の電源がつかない場合の原因や対処法について話をしてきました。バッテリー劣化&フレキシブルケーブルの問題は比較的起こりやすい症状となります。電源がつかない原因を突き止めて対処法や買い替えを検討してみて下さい。
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