今回は、PlayStation3の周辺機器「メモリーカードアダプター」についてのお話です。
PS3では、PS3のソフトはもちろん、全型番で初代PSのディスクソフトがプレイ可能。また初代プレステ3のCECHA00(60GB)と、CECHB00(20GB)モデルでは、PS2のディスクソフトもプレイが可能となっており、ゲームアーカイブス(ダウンロード販売)を利用すれば、PS2のディスクソフトが非対応の型番でも一部PS2ソフトをダウンロードしてプレイすることが可能です。
PS3で、初代PS・PS2のソフトをプレイしようと考える人の中には、「昔、そのソフトを遊んだ時のメモリーカード(セーブデータ)が残っていて、PS3でプレイする時に使いたい」という人もいるのではないでしょうか?
PS1・PS2のメモリーカードのデータをPS3に移して使用出来る周辺機器が「メモリーカードアダプター」なのですが、この記事ではそのメモリーカードアダプターの使える条件と使用方法についてお話したいと思います。
メモリーカードアダプターが使える条件
メモリーカードアダプターは、PS1&PS2のメモリーカードのデータをPS3に移して使用することが出来る機器となりますが、一部の環境ではデータ移行が出来ないのでご注意ください。
- 初代PSのディスクソフトをPS3でプレイ
→○ メモリーカードアダプターで初代PSメモリーカードのセーブデータを移行・使用可能 - 初代PSのソフトをゲームアーカイブスでDLし、PS3でプレイ
→○ メモリーカードアダプターで初代PSメモリーカードのセーブデータを移行・使用可能 - PS2のディスクソフトをPS3(CECHA00、B00)でプレイ
→○ メモリーカードアダプターでPS2メモリーカードのセーブデータを移行・使用可能 - PS2のソフトをゲームアーカイブスでDLし、PS3でプレイ
→× メモリーカードアダプターでPS2メモリーカードのデータを移行しても、アーカーブスでダウンロードしたソフトには使用出来ない。
PS2ソフトのセーブデータは、パッケージソフト版とゲームアーカイブス版での互換性がないため、過去にPS2でプレイしたセーブデータをゲームアーカイブス版に引き継ぐことは出来ません。
メモリーカードアダプターの使い方
- メモリーカードアダプターとPS3本体をUSBケーブルで繋ぎ、データを移したいメモリーカードを差し込みます。
- ホーム画面の「ゲーム」より「メモリーカード管理」を選択
- 「新しい仮想メモリーカードの作成」を選択します。
- データの移し先として、仮想メモリー(PS2or初代PS)を作成します。
- メモリーカード管理画面に戻り、PS3にデータを移行したいメモリーカードを選択します。
- 保存されているセーブデータの一覧が表示されるので、PS3へ移行したいデータを選びコピーを選択すれば完了です。
PS1・PS2のメモリーカードからPS3の仮想メモリーカードにセーブデータを移す方法を紹介しましたが、その逆も可能で、PS3の仮想メモリーカードに保存したデータも、同方法でPS1・PS2のメモリーカードに移行が可能です。
今回は、PS3のメモリーカードアダプターについて、その利用可能な環境と使い方を簡単にまとめてみました。PS3でPS1・PS2のソフトをプレイしたい方で、過去に保存したデータが残っている人は、メモリーカードアダプターを使用して昔の続きからプレイしてみてはいかがでしょうか。
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