今回はPS3本体でハードディスクの容量を増やしたい・HDDが壊れてしまったという方向けに、PS3のハードディスクの交換方法(外し方)や注意点、外付けハードディスクの規格や接続方法について話をしていきたいと思います。
PS3の内臓ハードディスクを交換する方法
PS3の内臓HDDの規格

PS3で使える内蔵型のハードディスクの規格は以下の通りとなります。
- サイズー2.5インチ
- インターフェース規格ーSerial ATA(SATA)
- HDD容量ー最大1.5TBまで
下の製品のようなハードディスクがPS3の内臓HDDとして使用できる規格のものとなります。
PS3の内臓HDDの外し方
PS3本体は全ての型番で、内臓ハードディスクを外す際にプラスドライバー(比較的小さなもの)が必要となります。各型番でのハードディスクの外し方は以下となります。
- 初期型PS3では、縦置きにした時の底面にHDDカバーがあります。カバーを取って、青いネジを外すと内臓HDDを取り外す事ができます。

- 中期型PS3では底面封印シールの横に小さな蓋があります。蓋の下にある青いネジを取ると、HDDカバーと内臓HDDを取り外す事ができます。

- 後期型PS3は本体の右端がHDDカバーになっています。電源ボタン側から矢印の方向へスライドさせると、カバーを外すことができます(かなり固いです)カバー下の青いネジを取ると、内臓HDDを取り外せます。

PS3の内臓HDDはマウンタに4つのネジで取り付けられています。このネジを外して新しいハードディスクを取り付け、PS3本体に戻せば交換完了となります。(マウンタは形は型番によって数種類あるため、型番間で使い回しができない事があります)
PS3のハードディスクを交換する際の注意点
プレステ2のハードディスクを交換する際の注意点ですが、新しいハードディスクにはシステムソフトウェアが入っていないため、インストールしなければPS3本体を起動させることはできません。
※PS3のCECHA00とCECHB00(初期型の60GB・20GBモデル)には、本体にシステムソフトウェアが記録されているため、別途インスト―ルは不要です。
PS3のCECHA00とCECHB00以外の型番では、USBメモリやCD-Rなどの記録メディアにシステムソフトウェアをダウンロードし、ハードディスク交換時にPS3へインストールが必要です。方法については公式サイトに記載があるので、そちらを参考にしてください。
PS3本体で外付けHDDは使用できるのか?
PS3本体では外付けHDDを接続して使用することができます。内臓のハードディスクが壊れたわけではなく、容量を増やす目的の方は外付けHDDを使用した方が便利かもしれません。
PS3本体で使える外付けハードディスクの規格
- 外付けHDDはUSB2.0接続、ファイルの形式はFAT32のハードディスクが使用できます。(USB3.0も使用出来ますが、速度はUSB2.0相当になります)
- PS3には外付けHDDのフォーマット機能がないため、ファイルシステムがNTFSなどの場合はパソコンでFAT32に形式をフォーマットする必要があります。
- 外付けHDDから内臓HDDへのデータ移動はできません。
外付けHDDのファイルはNTFS形式のものが多いため、PS3で使用したいという方はパソコンでFAT32へのフォーマットを前提にご検討ください。
PS3本体と外付けHDDの接続方法
PS3本体と外付けHDDの接続方法ですが、
- 外付けHDDに繋いだUSBケーブルを、PS3本体のUSB端子に接続
- 外付けHDDに繋いだACアダプターを、コンセントに接続(バスパワータイプのHDDはアダプター不要ですが、電力が足りない場合があります)
- PS3のホーム画面で「フォト」「ミュージック」「ビデオ」などのアイコン列に「USB機器(製品名)」が表示されれば接続完了となります。
外付けハードディスクをPS3に接続したことで、USB端子が足りなくなってしまった時は「USB拡張ハブ」を使用すると端子の数を増やすことができます。
以上、今回はPS3のハードディスクで容量を増やす・壊れてしまった時のHDDの交換方法(外し方)、外付けハードディスクについての話でした。
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