今回は、任天堂から1986年に発売された「ディスクシステム」を「地デジ専用テレビ」でプレイする方法について。
ディスクシステムはファミコンと接続しなければ遊ぶことが出来ない周辺機器となりますが、1983年に発売されたファミリーコンピュータ(初代ファミコン)は地デジ専用のテレビには対応しておらず、故にディスクシステムも遊ぶことが出来ません。
ですが、違う方法を使えば地デジ専用テレビでもディスクシステムを遊ぶことが出来るので、この記事ではその方法についてお話していきたいと思います。
初代ファミコンがプレイ出来るテレビのおさらい
1983年に発売されたファミリーコンピュータ(赤白ファミコン)ですが、古いゲーム機ですので現在の環境ではプレイ出来ないテレビがあります。
初代のファミコンが遊べるテレビというのは、
- ブラウン管のテレビ
- アナログ液晶テレビ
- 地デジ/アナログ両対応の液晶テレビ
となり、ともに「アナログアンテナ」が搭載されていて、初代のファミコンが遊べるテレビとなります。
2011年の7月24日にアナログ放送から地上デジタル放送に完全移行しているので、その近辺以降に発売されたテレビは「地デジ専用テレビ」が多く、初代ファミコンを遊ぶために必要なアナログアンテナは搭載されていません。
地デジ専用のテレビでも、アナログアンテナのあるビデオデッキなどをファミコンとテレビの間に挟めば、プレイが可能ではありますが、ビデオデッキが現在も現役バリバリだという人も多くはないでしょうし、もっと簡単に地デジ専用テレビでディスクシステムをプレイ出来る方法がありますのでご紹介します。
地デジ専用の液晶テレビでディスクシステムのソフトをプレイする方法
NEWファミコン(AV仕様ファミリーコンピュータ)にディスクシステムを接続する
NEWファミコンとは、初代ファミコンの10年後に発売された廉価版のファミコンとなります。ディスクシステムを含め、従来の周辺機器がほぼ全て使用でき、テレビへの接続も「RFスイッチ」から「AVケーブル」となったため、地デジ専用テレビへの接続が可能です。
ツインファミコンでプレイする
ツインファミコンとは、1986年にシャープが発売したゲーム機で、ファミコンとディスクシステムが一台となったゲーム機となります。この本体もAV出力端子(黄白)を備えているため、地デジ専用テレビでのプレイが可能です。
ファミコンとディスクシステムが一体型となっているため、必要なものも少なく、AVケーブルとACアダプターを接続するだけでプレイ可能です。ツインファミコンでは3種類のカラーは発売されており、後期型の本体にはコントローラーに連射機能ボタンも搭載されています。
NEWファミコンとディスクシステムを地デジ専用テレビに接続する方法
NEWファミコン+ディスクシステムでのプレイに必要なもの
- NEWファミコン本体
- コントローラー
- AVケーブル
- ACアダプター
- ディスクシステム本体
- RAMアダプタ
- ディスクドライブ専用アダプタ(単2形乾電池6本でも可能)
以上のものが必要となります。
地デジ専用テレビへの接続方法
- NEWファミコン本体にACアダプター・AVケーブルを繋ぎ、アダプターをコンセントへ、AVケーブルをテレビへ接続する。
- ディスクシステムに専用アダプタとRAMアダプタを繋ぎ、専用アダプタをコンセントへ、RAMアダプタをNEWファミコンのカセット端子へ接続する。
- NEWファミコン本体の電源をONにし、ディスクカードをディスクシステムにセットすれば完了です。
今回は、ディスクシステムを地デジ専用テレビでプレイする方法について話をしてきました。これからファミコンやディスクシステムで遊びたいという人は、初代のファミコンではなく、NEWファミコンやツインファミコンがあると地デジ専用のテレビにも対応出来て便利だと思います。気になった方は是非チェックしてみてください。
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