みんながスマホゲームに夢中になっている中で、今回は任天堂の「GAME BOY(ゲームボーイ)」のお話。昭和の時代を生きた人なら一度はハマった名機。
電池切れが近づき画面が薄くなってきて焦ったり、プレイ中にバグってそれまでの努力が無駄になったりとそれも良い思い出です。
現在、ニンテンドースイッチやPS4で発売されている最新のソフトも、元を辿れば処女作はゲームボーイ版だったり、ゲームボーイでしかプレイ出来ないタイトル、名作も多くあります。
今回はそんな初代ゲームボーイの歴史、発売当時の付属品、遊ぶために必要なもの、便利な周辺機器についてお話したいと思います。
初代ゲームボーイはどんなゲーム機だったか?
製品名 | ゲームボーイ(GAME BOY:DMG-01) |
メーカー | 任天堂 |
発売日 | 1989年4月21日 |
定価 | 12500円 |
任天堂の初代ゲームボーイは1989年(平成元年)に発売されたゲーム機で、携帯型のゲーム機では初めて累計販売台数が1億台を超えた商品です。ちなみに赤白のファミコンは1983年(昭和58年)に発売されていて、その6年後の登場となります。
ゲームボーイは任天堂の小型ゲーム機の中で一番最初に発売されたものと思っている人も少なくないですが、一番最初に発売されたものは「ゲーム&ウォッチ」となり、GBはその次世代機にあたります。
ゲームボーイってすごいデカかったって記憶ありませんか?
実際のサイズを見てみると
- 大きさ(約)…縦 148mm×横 90mm×奥行き 32mm
- 重さ(約)…約312g(単3乾電池4本装着時)
初代ゲームボーイとゲームボーイポケットを並べてみると
親と子供みたいな感じですね!
初代ゲームボーイの発売時の付属品
初代のゲームボーイが発売されたのが1989年とかなり前になるので、本体には何が付いてたか覚えていない人も多いと思います。
発売当初の内容品では
- ゲームボーイ本体(電池カバー付き)
- 説明書
- 箱
- 単3乾電池4本
- イヤホン
以上のものが付属。子供の頃はイヤホンを使用したことがなかったので付属していたことを忘れていました。
ちなみに、後期型のゲームボーイ(ピンクの外箱、12500円→8000円に価格改定されたもの)では、このイヤホンは付属しなくなっています。
初代ゲームボーイで遊ぶために必要なもの
初代GBで遊ぶために必要なものは、皆さん予想がつくと思いますが
- 本体
- ソフト
- 単3乾電池4本
のみとなります。実にシンプルでいいですね。
現在のゲーム機では付属品が多かったり、操作が複雑だったりして、年齢層が決められている感がありますが、使うものや操作がシンプルな点も含めて、そういった部分が本当に広い層から長く愛される要因にもなったと感じます。
初代ゲームボーイで使える周辺機器
子供の頃はゲームボーイをそのまま裸で使っていましたが、こんな周辺機器もありました。
充電式ACアダプター(ゲームボーイ用)
持ち運び可能な充電式電池。フル充電で約10時間プレイ可能です。乾電池を使わなくて済むので、その分本体を軽くすることが出来ます。
ワイドボーイ(ゲームボーイ用)
ゲームボーイは画面(47mm×43mm)が小さくて見えない!という方、このワイドボーイを装着すれば画面を拡大することが出来ます。
ゲームボーイソフトで一番売れたタイトル
さて、ゲームボーイで一番売れたソフトって何だったと思いますか?
正解は、「テトリス」です。(424万本)
ポケットモンスターも赤・緑の合計で822万本売れています。
その他でランキング上位に名前を連ねたのは
- スーパーマリオランド
- ポケットモンスター金/銀
- ポケットモンスターピカチュウバージョン
- スーパーマリオランド2 6つの金貨
- ドクターマリオ
- 星のカービィ
- 遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記
- ドラゴンクエストモンスターズ~テリーのワンダーランド~
- ポケットモンスター青
- ポケットモンスタークリスタルバージョン
- スーパーマリオランド3 ワリオランド
などが挙げられます。皆さんもプレイしたことがあるソフトが結構あるのではないでしょうか?ゲームボーイって他にどんなソフトがあったっけ?思い出せないという方は、GBについて網羅したカタログも発売されています。
今日は初代ゲームボーイについて色々と話をしましたが、やっぱり懐かしい昔の思い出が蘇ってきますし、どれだけ新商品が出ても、昔のゲーム機の良さってどこかにあると思います。
子供の頃に全然クリア出来なかったソフトも、大人になった今なら全クリ出来るかもしれませんね。初代ゲームボーイが気になった方は、GB購入時の注意点をまとめた記事もあるので良かったら見てみてください。
以上、今回は初代ゲームボーイについてのまとめでした。
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