PlayStation2の厚型(30000~55000番)の背面に付いている「EXPANSION BAY」の蓋。

取り外すと中は空洞になっていますが、使用頻度が少ないので、何に使うの?という人もいるはず。

このスペースに「BBunit」というハードディスクとネットワークアダプタのセットを差し込んで使うのですが、今日はそのBBユニットの解説と何ができるかについて話をしたいと思います。

PlayStation BBunitとは

BBユニットとはPS2の厚型に接続して使う「ハードディスク」と「ネットワークアダプタ」の事を言います。これをPS2にセットすることにより、オンラインゲームや、ハードディスク対応ソフトを遊ぶことが出来ます。

BBユニットには2種類あり、厚型の中でも10000~18000番用のPCカードを介して接続する「外付けタイプ」と、30000~55000番用の背面に本体ごと挿し込む「内蔵タイプ」があります。

ハードディスクには主にデータ保存、ネットワークアダプタではネットワーク機能が利用できるのですが、70000/90000番台ではスリム化のためBBユニットは使用出来ず、本体の背面にLANポートが搭載されています。

このBBユニットですが、あまり普及が進まずSONYもHDDを重視しない方針に転換したことで、対応のソフトが多く販売されなかったことが残念でした。

BBunitの使用方法

BBユニットを本体に接続したら、付属CDの「PlayStation BB Navigater」をハードディスクに読み込ませます。これによりプログラムをインストールするので使用する際には必須となります。

BBユニットを利用してオンラインゲームをプレイすることができ、またBBユニット(ハードディスク&ネットワークアダプタ)が必須なタイトル、ネットワークアダプタのみでプレイ可能なタイトルがあります。既にオンラインでのサービスを終了しているソフトもありますので注意してください。

その他にもBBユニットのハードディスクにソフトをインストールすることでロード時間を短縮できるソフトもあります。

このBBユニットのハードディスク容量は40GBありますが、値段は安く、メモリーカードを何枚も持つよりも節約になるので、持ち運びには向きませんが、大量に保存したい、メモリーカードに保存するとどのカードに保存したか分からなくなるという方には便利な商品です。

オンラインゲームを楽しみたい方、またメモリーカードでの保存よりも1つのハードディスクにまとめて保存したいという方は是非チェックしてみてください。

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