PlayStation2では基盤に内蔵電池が組み込まれており、電源を切ってもその内蔵電池によって時刻を進めてくれます。
発売してから年月が経っているPS2ですので、その内蔵電池が切れている本体もかなり多くなりました。プレステ2をゲームされる方で内蔵電池が切れていた場合に、プレイで支障が出るのかを気にされている方が多いようなのでその概要についてまとめてみました。
内蔵電池とは?
PS2の内部に組み込まれている電池のことで、時間保存を行うための電池です。
この電池自体は特有のものではなく、コンビニなどでも売っている「リチウムコイン電池」となります。売られている電池は発売メーカーにより型番が異なりますが、「ゲーム用」などと記載があるものは基本使用出来るものとお考えください。
内蔵電池が有効かどうかはどこを見れば分かるのか?
内蔵電池が有効な本体では、本体を起動しホーム画面に進んだ時に中心の光が円を描きますが、電池切れの場合には光が中心で止まった状態になるので、ここを見れば電池の状態を確認することが出来ます。
また、ホーム画面から「システム設定」に進んだ時に、電池切れの場合には時刻が「2000/01/01 0:00:00」と表示されます。
内蔵電池切れの状態ではゲームは出来ないのか?
電池が切れていても問題なくゲームは出来ますし、ほとんどのゲームで支障はありません。ただ時刻が関係するイベントが起きなかったり、内蔵時計と連動しているソフト(シーマンなど)では、ゲーム開始時に毎回時刻を合わせる必要が出てきます。
電池切れ本体でも時計を動かし続ける方法
電池切れの本体でも、設定から時刻を合わせた後、コンセントを抜かなければ(赤ランプのスタンバイ状態はOK)時刻は進み続けます。なので、時計と連動しているソフトをプレイする際やその期間はコンセントを抜かなければ時計は動き続けます。
内蔵電池を交換する
時間が動いている状態でプレイしたい、コンセントを抜かないなど細かいことは気にしたくないという方は、内蔵電池を交換することも可能です。しかしながら、PS2本体の型番・カラーによって電池が基盤にどのように装着されているかや、その場所が異なります。
例を上げると、70000CBでは本体カバーを外すとすぐに内蔵電池が現れますが、電池はビニールで覆われており、また導線と電池は接着された状態になっています。そのため交換する場合には新しい電池と導線をハンダで繋げる作業が必要です。
90000CBでは本体カバーを取り外したあと、冷却ファン・レンズユニット・金属パネルを外す必要があります。それが出来れば、70000番のようにハンダ付けなどは必要なく、電池を交換するだけで完了です。
そのような手間も踏まえて、分解しても元に戻せる自信がある方は交換をしてみてもいいと思います。
内蔵電池の概要について書きましたが、電池が切れていても問題なくプレイは可能です。発売から月日が経っている商品となりますので、電池が有効な場合はラッキーくらいに考えていたほうが良いと思います。以上、PlayStation2の内蔵電池についてのまとめでした。
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