今回はPlayStation3の「熱対策」についてのお話です。PS3は発熱性の高いゲーム機で、その発熱量に応じて内蔵ファンが回転するため、本体の高熱化やファンの音がうるさいと悩まれている方も多いと思います。
そのまま熱対策を何もせずに使用していれば、動作遅延や強制シャットダウンが起こりやすくなったり、最悪の場合は内部部品の故障や、YLOD(高温により基板と内蔵チップを留めているハンダが割れて起きる故障)で起動が出来なくなることも少なくありません。
この記事では、プレステ3の熱対策をいくつか挙げていきたいと思います。
PS3の配置場所や置き方を変える
皆さんはPS3を部屋のどういった所に置いて使用されているでしょうか?テレビに繋ぐものですから、テレビ台の中に入れて使っているという方も多いのではと思いますが、空気のめぐりが悪い場所では熱もこもりやすく、本体の温度もすぐに上がってしまうので、プレイ時には棚やラックの外に出して使用するように心がけましょう。
またそれと合わせて、使用時には横置きではなく縦置きで使用するのも熱対策として効果があるでしょう。横置きの場合には床との接地面が多くなりますが、縦置きであれば接地面が少なく、本体底面に熱を貯めにくくなります。
本体の掃除をする
ゲーム機本体に冷却ファンが付いているものでは、熱を吐き出すと同時にホコリを吸い込みやすくなっており、ホコリが溜まりやすい所で使用したり、適度に手入れをしないと、本体通気口を塞いで発熱の原因になってしまいます。
ピンセットなどで取れる部分のホコリをこまめに取り、本体が放熱しやすくなるように心がけましょう。(エアダスターでもホコリは飛ばせますが、本体内に飛ばさないように注意してください)
アルミすのこを使用する
「すのこ」とは竹や板などの素材を隙間を空けて並べた敷物のことを言いますが、それを熱伝導性の高い「アルミ」で作った「アルミすのこ」も熱対策として活用することが出来ます。
すのこの上にPS3本体を置くだけで、アルミが熱を吸収してくれますし、スタンドもついているので通気性にも優れています。
クーリングファンを使用する
プレステ3本体にUSBケーブルでクーリングファン(送風機)を接続して、本体に風を当てて冷ます方法も熱対策の一つです。下記のクーリングファンでは、風を送って本体を冷ますのと合わせて、設置面がアルミ素材なのでアルミすのこで話したように熱伝導の効果もあります。
今回はPS3の熱対策について簡単にまとめてみました。まずはPS3本体の日頃の置き場や掃除から、それでも熱を持つようなら、すのこやクーリングファンを使って熱対策を試してみてはいかがでしょうか。
あわせて読みたい記事:
スポンサーリンク