今回は、ゲームボーイシリーズ最後のゲーム機として発売された「ゲームボーイミクロ」について。小さくて可愛らしい本体でバックライト液晶を搭載、販売台数が少なかったため希少性の高いゲーム機です。この記事では、ゲームボーイミクロ本体の概要や現在の新品・中古品の値段、本体を購入する際の注意点について話をしていきたいと思います。(記事内でゲームボーイアドバンス=GBA、ゲームボーイアドバンス=GBASPと略称を使用する事があります)

ゲームボーイミクロとはどんなゲーム機か

本体名ゲームボーイミクロ(GAMEBOY micro)
発売日2005年9月13日
販売価格12,000円(税込)
本体サイズ本体サイズ 縦 50mm×横 101mm×厚さ 17.2mm /重さ 80g(バッテリー含む)
液晶サイズ2.0インチ(28.32mm×42.48mm)
バッテリータイプリチウムイオン充電池
プレイ可能ソフトゲームボーイアドバンスソフト

「ゲームボーイミクロ」の発売日は2005年9月13日で、GBASPから約2年半後に発売されたゲームボーイシリーズ最後のゲーム機となります。遊べるソフトはゲームボーイアドバンスソフトのみで約800タイトルです。

ゲームボーイミクロは、まずその本体の小ささに目を引かれる人が多いのではないでしょうか。

歴代ゲームボーイシリーズ

カートリッジを差し込むタイプのハードでは、今後ゲームボーイミクロより小さなゲーム機は現れないかもしれません。

ゲームボーイアドバンスSPでフロントライトだった液晶画面は、バックライトとなりより鮮明に、2段階(ON・OFFのみ)だった明るさ調節も、5段階まで調整可能となりました

ゲームボーイアドバンスSPのフロントライト液晶
ゲームボーイミクロのバックライト液晶

本体色は、シルバー・ブルー・ブラック・パープル・ファミコンカラーの5種類がオリジナルカラーとして発売。GBASPでファミコン生誕20周年として発売されたファミコンカラーは、ゲームボーイミクロでも「スーパーマリオブラザーズ」の20周年記念としてオリジナルカラー入り。数は少ないですが限定カラーも発売されています。

スーパーマリオブラザーズ20周年記念のファミコンカラー
ファイナルファンタジーIV同梱版 天野喜孝デザインゲームボーイミクロ
MOTHER3 DELUXE BOX

ゲームボーイミクロの現在の新品・中古品の値段

ゲームボーイミクロの新品の価格相場ですが、当時の販売台数が少なかった事も影響し、現在新品が販売されている所をほとんど見かけません。オークションサイトで過去の取引を調べてみると、定価の4倍前後という簡単には手の出しにくい値段で売買されています。

中古品に関しても、ゲーム取り扱い店舗で見かける事はかなり少なく、ネット通販サイトを見ても常時在庫が少ない状況で、小型ゲーム機の中でもトップクラスに高い値段で販売されています。相場は日々変わるので、ここで○○円で購入出来るよという事は言えないのですが、ネット通販サイトのAmazonは多くの人が利用するため、アマゾンでゲームボーイミクロがどれくらいの値段で販売されているかを見れば、大体の相場を把握する事が出来ると思います。私もよく利用するのですが、相場が分からない物に関してはまずamazonでの値段を確認してから、その他のサイトや実店舗の値段を比較して購入するようにしてます。

ゲームボーイミクロを購入する際の注意点

ゲームボーイミクロを購入する際の注意点ですが、中古品を購入する人の方が多いと思うので、今回は中古品のゲームボーイミクロを購入する際の注意点を話していこうと思います。

ゲームボーイミクロはGBASPのような折りたたみ式のゲーム機ではない上に、表面のフェイスプレートが丸みを帯びていて中央部分が少し膨らんでいるため、液晶画面に傷が付きやすい本体になっています。

液晶部分のスレ傷

大きい液晶だと気にならない傷も、ゲームボーイミクロのような小さな液晶ではすごく目に入ってくるので、購入前には液晶部分をよくチェックした方が良いと思います。

購入後、自分で傷を付けないように状態を保ちながら使いたいという方は、表面のフェイスプレートに「保護フィルム」を貼って使うのがおすすめです

この商品はフェイスプレート全体を保護してくれるフィルムですが、液晶画面の部分だけでいいという人は、100均で売っているスマホ用の保護フィルムや3DS・NintendoSwitch用の保護フィルムを買って、ゲームボーイミクロの液晶サイズに切り取って使うのもありだと思います。(保護プレートのような硬いものではなく、薄いフィルムが自由な形に切り取りやすいです)

表面だけではなく本体全体をカバーしたい場合は、「シリコンカバー」も販売されています。

昔に比べてネット通販サイトやフリマアプリなどで中古ゲーム機はかなり多く取引されており、私もよくチェックをしているのですが、出品されている数に対して「美品」と言えるゲーム機の数はかなり少ないと感じています。

今後もしゲーム機を売るようなことがあれば、傷が少なく大切に扱われていた商品は相場よりも高く売れるので、本体を保護するために買った物のお金は決してマイナスにはならないと思います。

 

今回は、任天堂から2005年に発売された「ゲームボーイミクロ」について、本体の概要や現在の新品・中古品の値段、ゲームボーイミクロを購入する際の注意点について話をしてきました。初めてゲームボーイミクロを触った時に、本体の小ささやかわいらしいデザイン、映像の綺麗さに驚いた記憶があります。ゲームボーイアドバンスのソフトが遊びたい、今までゲームボーイミクロを一度も触ったことがないという人は、是非ゲームボーイミクロでアドバンスソフトを遊んでみて下さい。

ゲームボーイミクロを購入したら通信・対戦プレイも楽しみたいと思っている方は、ゲームボーイミクロの通信や対戦に必要な機器をまとめた記事もあるので参考にしていただければと思います。

ゲームボーイアドバンス(GBASP ミクロ)の各通信ケーブルはどのハード、ソフトで使える?

 

以上、今回はゲームボーイミクロについてのお話でした。

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