ゲームボーイカラー(GAMEBOY COLOR)本体を買う際の注意点、新品・中古の相場は？

1998年10月21日に、任天堂からゲームボーイシリーズの第4弾として発売された「ゲームボーイカラー」。遊べるソフトは1000タイトル以上、人気作も数多く、発売から20年以上経った今でも人気のハードです。

今回はゲームボーイのソフトで遊びたいという方向けに、ゲームボーイカラーとはどんなゲーム機か、ゲームボーイカラーの新品・中古品の相場、購入する際の注意点について話をしていきたいと思います。(記事内では、初代ゲームボーイ＝初代GB、ゲームボーイポケット＝GBP、ゲームボーイライト＝GBLIGHT、ゲームボーイカラー＝GBCなどの略称を使用しております)

ゲームボーイカラーとはどんなハードか？

【ゲームボーイカラー/1998年10月21日発売/価格8900円→6800円】

GAMEBOYシリーズは、初代ゲームボーイ、ゲームボーイポケット、ゲームボーイライトと順に発売され、シリーズ4番目としてゲームボーイカラーが1998年に発売されました。その名前の通り、これまでの機種でモノクロだった液晶がカラー化された事は最大の特徴です。

ゲームボーイシリーズ(アドバンス以降は含まない)では、これまでに3種類のカセットが発売されています。

初代GB・GBP・GBLIGHTでは「ゲームボーイカラー専用ソフト」をプレイする事が出来ませんが、(カセットの形状が異なり本体に挿す事が出来ない) ゲームボーイカラーでは、この3種類のカセットを全てプレイする事が可能です。

「ゲームボーイ専用ソフト」はゲームボーイカラーでプレイすると、4～10色のカラー表示で遊べるようになり、「ゲームボーイ＆カラー共通ソフト」「ゲームボーイカラー専用ソフト」は32768色中、最大56色で液晶画面に表示されます。

現在のゲームボーイカラー本体の新品・中古相場

ゲームボーイカラーが1998年に発売された時の定価は8900円(税抜)、1年後に6800円に価格が改定されました。

発売から20年以上経っているため、新品に関してはインターネットでの個人保管品の販売で目にするのがメインとなりますが、オークションサイトの「ヤフオク！」で未使用品の相場を調べた所、当時の定価の2～3倍くらいで落札されている事がほとんどです。

中古品も一時期はかなり手頃な値段で購入出来ましたが、「ファミコンミニ」や「スーファミミニ」の発売から始まったレトロゲームブームの再燃や、コロナ禍の巣ごもり需要でここ数年の相場は大きく変わっており、このくらいの価格で購入出来る、という事は明確にはお伝え出来ない状態になっています。

ネット通販サイト大手の「Amazon」では、GBC各色の在庫も多く取り揃えられており、アマゾンで商品を購入する人が多い事から、その他のサイトや店舗でもアマゾンの相場に似通った価格設定にしている所が多くあるため、アマゾンでの販売価格を見ていただければ、大体の相場を把握する事が出来ると思います。

ゲームボーイカラー (クリア)

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任天堂

ゲームボーイカラーを購入する際の注意点

ゲームボーイカラーを中古品で購入したいという方が多いと思いますので、今回はGBCの中古品を購入する際の注意点についてお話ししたいと思います。

液晶パネルの傷に注意する

ゲームボーイアドバンスSPや3DSなど、折り畳み式の携帯ゲーム機では液晶画面に傷が付きにくいですが、ゲームボーイカラーは画面がむき出しになっているため、液晶に傷が付きやすいハードです。軽微なものなら問題ないですが、薄いスレでも全体にあれば画面が曇って見えにくくなり、深い傷は光が反射してプレイの妨げになることもあります。中古品でゲームボーイカラーを購入する時には、液晶画面の傷に注意して選ぶ事も大切だと思います。

動作保証のあるお店や個人から購入する

ゲームボーイカラーは1998年に発売されたゲーム機なので、中古品では動作に何か問題があるという本体も少なからずあります。私自身、中古のゲームボーイカラーを何台も購入した事がありますが、十字キーやABXYボタンのレスポンスが悪い、スタートボタンを爪で深く押さないと効かないなどの本体に何台か出会いました。

ゲームボーイカラー自体古い製品である事、動作確認済みとして販売されている物でも、確認した人の感覚は人それぞれなので、安心して購入・使用が出来るよう、不具合があった場合には保証をしてもらえる所から購入するようにしましょう。