今回はニンテンドー3DSの液晶修理や交換方法について。
使っている3DSの液晶が割れてしまった、黒いシミや線が入ってしまった、黄ばみが目立つ等で液晶の修理を依頼したい、自分で交換したいという方もいると思います。この記事では3DS液晶の修理費用や自分で交換する方法などについて話をしていきたいと思います。
3DS液晶の修理・交換を依頼する場合の費用
3DSの液晶画面の修理費用ですが、任天堂でのメーカー修理価格は以下の通りとなります。
- Newニンテンドー3DS・・・7700円(液晶片面)
- Newニンテンドー3DSLL・・・8800円(液晶片面)
初代の3DS/3DSLLについては2021年3月に修理受付を終了しています。保証期間内かつ正常な使用方法の元で発生した故障は無償修理となりますが、液晶の割れや黒いシミ、ドット抜けやライン抜けなどは上記の費用がかかると思われます。
任天堂でのメーカー修理ではなく個人的に修理を行っている業者の費用も見ましたが、だいたい5000~6000円台+送料といった価格帯が多かったです。
3DSの液晶画面は自分で修理・交換出来るか?
液晶の割れや黒いシミ、黄ばみ、ドット抜けや線が入った液晶を修理する・直すという事は出来ませんが、新しい液晶に交換する事は可能です。
その中でも「下画面」の交換については、3DS本体の下半分を分解して液晶を交換するだけなので次項の交換方法を参考にしていただければ自分で交換する事も比較的難しくはありません。
上画面は本体下半分にあるメイン基板と繋がっており、すべてをバラバラに分解する必要があるので手間や時間を考えると本体を買い替えた方が良いと個人的には思います。買い替えだと液晶の修理・交換よりお金がかかってしまうと思われるかもしれませんが、壊れた3DSでもメルカリなどではある程度の値段で取引されているので、売却してそのお金を買い替えの資金にするのも良いと思います。
3DS液晶画面の交換方法
今回は初代3DSの下画面の交換方法をお伝えしていきたいと思います。
液晶画面の交換に必要なもの
- 3DS専用 下側液晶パネル
- プラスドライバー(細いもの)
- ピンセット(あるとケーブルの付け外しがしやすいです)
下画面の交換方法
- ○印のネジ4ヶ所を外し、背面カバーとその下にあるバッテリーを取り外します。
- ○印のネジ10本を外します。
- 本体背面を上側に向けてひっくり返し、○印のケーブル2本を基盤から取り外します。
- ○印のネジ4本を外し、□印のケーブルに付いたゴムを埋め込みから外します。
- ○印のネジ2本とケーブルを外し、スティック基盤を取り外します。
- ○印のネジ2本とケーブルを外し、SDカードスロットを取り外します。SDカードスロットは下部の金属プレートに張り付いているのでゆっくり引きはがします。
- ○印のケーブル3本を取り外します。
- SDカードスロットが付いていた金属プレートをめくり、その下○印のネジ2本と黒いプラスチックのプレートを外します。
- 基盤をひっくり返すと下画面が出てくるので液晶を本体から取り外します。
- 下画面の液晶は外枠(青)・白黒のケーブルが付いているタッチパネル・金のケーブルが付いている液晶画面の三層構造になっています。
- 交換用の液晶画面にはタッチパネル&外枠は付いていないので、外枠とタッチパネルを一緒に液晶画面からはがし、交換用の液晶画面に取り付けます(液晶画面の右端に合わせて取り付ける)
あとはこれまで分解してきた手順を遡って元に戻せば完成となります。
※液晶画面の割れ、黄ばみ、黒いシミ、ドット抜け、線が入るなどの症状は液晶自体の交換となりますが、画面のスレやキズは液晶自体ではなく「タッチパネル」に付いているものとなります。傷がひどくて画面を交換したい場合は、液晶の交換ではなくタッチパネルの交換になります。
今回は3DSの液晶修理費用や下画面の交換方法について話をしてきました。
割れ、黒いシミ、黄ばみ、線が入るなど液晶の不具合はゲームプレイに大きく影響が出てしまうと思います。下画面であれば自分で交換する事も可能だと思いますし、液晶交換に自信がない方は手元の3DSを売却して新しい3DSの購入資金にしてはいかがでしょうか。
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