Xbox360「Kinect(キネクト)」の接続方法・必要なものは？

今回はXbox360の周辺機器である「Kinect(キネクト)」について。

プレイヤーの動きや声を認識してゲームを操作することができ、Xbox360の中で最も代表的な周辺機器と言えるでしょう。今回はこの「Kinect(キネクト)」について、その概要や対応ソフト、Xbox360本体の型番によって異なる接続方法や必要なものをお話していきたいと思います。

Xbox360の周辺機器「Kinect(キネクト)」とは

Kinectとは、プレイヤーのジェスチャーや音声によってゲームを操作することが出来る横棒型のセンサーで、名前は「Kinetics(動力学)」と「Connection(繋がり)」を組み合わせた造語に由来しています。

このkinectについては、発売日が2010年の11月で、Xbox360初期型の発売(2005年12月)から5年後となり、Xbox360の「Sモデル」発売の翌年に登場した周辺機器となります。

任天堂から発売されたWiiの「センサーバー」にも少し似ているようにも思われますが、センサーバーは手に持ったwiiリモコンの動きを検知、音声などは認識しませんが、kinectは物理的なコントローラを用いずに自分自身の動きや声でゲーム操作が出来る一歩先ゆくものでした。

kinectセンサーのメインカラーはブラックとなりますが、Xbox360 Sモデルのピュアホワイト(4GB)とXbox360 Sモデルスターウォーズリミテッドエディション(320GB)には、カラーが「ホワイト」のキネクトが同梱されました。

Kinectを使って遊べるソフト

Xbox360では、kinect対応・専用のソフトが49本発売(国内)されています。

一部タイトルを挙げると、

・「Kinectアドベンチャー！」
名前の通り冒険型のゲームで、激流下り・障害物レース・ブロックくずし・海底施設や無重力空間でのミッションなど5種類の冒険と20以上のチャレンジが収録されたゲーム。

・「ユアシェイプフィットネス・エボルブ」
有酸素運動とストレッチを組み合わせたパーソナルトレーニング、ヨガ、バランスゲーム、フラフープなどが収録されたフィットネスゲーム。

・「Kinect:ディズニーランド・アドベンチャーズ」
米国ディズニーランドをモチーフとした魔法の世界で冒険をし、ディズニーの仲間たちとの触れ合い、「ピーターパン空の旅」や「不思議の国のアリス」といったファンタジーの世界に飛び込んだり、「カリブの海賊」や「ジャングルクルーズ」といったお馴染みのアトラクション、そして「マッターホーン・ボブスレー」といったカリフォルニアのディズニーランド・パークにしかないアトラクションの世界が楽しめるゲーム。

・「パワーアップヒーローズ」
自分の作ったアバターが、悪に政略された世界を救うため、必殺技や全身を使ったジェスチャーで様々な攻撃を繰り出し敵を倒していく対戦格闘ヒーローゲーム。

・「重鉄騎」
Kinectとコントローラーの両方を使用、戦車に代わる主力兵器として登場した「鉄騎」を操縦し戦争を戦い抜くゲーム。

などのソフトが発売されています。

Xbox360本体毎のKinect接続方法と必要なもの

Kinectは、Xbox360の型番によって接続方法と必要なものが異なります。

Xbox360 Sモデル以降の本体での接続

2010年に発売され、初期型よりもスリムに、またハードディスクを本体底に差し込む形となった「Sモデル」や、Xbox360の最終型番となる「Eモデル」では、必要なものはKinectセンサー単体のみ、本体背面の「AUX端子」にキネクトのケーブルを挿すだけで使用可能です。

Xbox360 Sモデル以前の本体での接続

Xbox360 Sモデル以前の本体で、本体の天面にハードディスクを装着する初期型のモデルでは、kinect専用の接続端子が本体に搭載されていません。Xbox360本体に接続するためには、専用の「USB/電源ケーブル」が必要となります。

接続方法は、USB/電源ケーブルのUSB凸端子をXbox360の背面端子へ、凹端子にkinectのUSBケーブルを接続し、アダプター部をコンセントへ接続して完了です。

USB/電源ケーブルは、単品で発売されたKinectにしか付属されておらず(Xbox360 SモデルではKinect同梱版が発売されていますが、USB/電源ケーブルが必要ないため非同梱)、現在では中古品でも非常に出回りが少なくなっています。初期型のXbox360でkinectを使用したい方で、USB/電源ケーブルが見つからない場合は、互換品であればネットサイトでも取り扱いがあるので、そちらもチェックしてみてください。