皆さんご存知の「ファミリーコンピュータ(通称:赤白ファミコン)」ですが、1983年に発売されてから、すでに30年以上の月日が経っています。
私の家にもそのファミコン本体があるのですが、その実物がこちら。

先程、赤白ファミコンと紹介しましたが、これはもはや黄ばみより茶色みですね・・(苦笑)久しぶりにやろうと思って取り出してきて、プレイは問題なく出来たのですが、この外観・・・

なんでこうなったのか?そして、せっかくだからこの赤茶色ファミコンを昔のような赤白ファミコンに戻すべく試してみました。

【赤白ファミコンが赤茶色ファミコンになってしまった原因】

私は非喫煙者で、この茶色みはヤニ汚れではないですし、日が当たる所に放置していたわけでもありません。調べてみると、「①本体に使われている材質自体の劣化」また「②含まれている素材の化学変化」が原因の可能性が高いようでした。

【ワイドハイターで漂白してみた】

黄色くなったものは漂白すれば白くなるだろうという安易な考えで、たまたま家にあったワイドハイターで漂白してみることに。

本体の上の部分(元々、白かった部分)だけ漂白すればいいので、本体を分解してみました。

ファミリーコンピュータに使われているネジは全て同じ形・サイズで、特殊ドライバーなどは必要なく、大きなプラスドライバーがあれば比較的簡単に分解が出来ます。ちゃんと元に戻せるか心配な場合には、分解の過程を写真に取りながら進めると元に戻しやすいと思います。

基盤を外して、その他スイッチやシールをはがしたらこんな感じ。

シールをはがしたら、その文字の部分だけクッキリ白く跡が残っていました!こんなの見たことない・・

汚れたまま漂白したら問題があるかなと思い、長年の汚れも綺麗に掃除。

ここまでやったら漂白します!

・・・・・5時間後・・・

「何にも変わってなーーーーーいっ!!!」

改めて調べてみると、「②含まれている素材の化学変化」の場合には紫外線を浴びせて(化学変化)を起こさせて、1週間~1ヶ月つけ置きが必要とのこと・・・

そこまでやってみて、もしも原因が「①使われている材質自体の劣化」だった場合には白くならないとのこと・・・

そんな待てるか!と言いそうになりましたが、あの30年間かけて変化した茶色みを舐めていました。

つけ置きを始めてしまったら、もしかしたら1ヶ月間ファミコンができない可能性があるなんて考えてもいませんでした。まぁ、あの茶色いファミコンも哀愁があるし、やはり中古品で売っているファミコンの多くは黄色みがあるものです。

それだけ、白くて綺麗なファミコンはめずらしいという事でもあると思うので、綺麗なファミコンが安く販売していたら狙い目だと思いますし、購入後は大切に使ってあげてくださいね。

しかしながら諦めきれない私は、短時間で茶色いファミコンを白くする方法を考えるのでした。

↓その後・・・

ファミコン本体の漂白に失敗・・・。黄ばみを塗装できれいに!!

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