PS2コントローラー(DUALSHOCK2)が勝手に動いてしまうという症状に悩まされている方が多くいるようです。このような症状の場合の原因や改善策を簡単にまとめてみました。

コントローラーの暴走の原因

SONYの公式サイトにて、コントローラが勝手に操作されてしまう原因についての記載があります。

「高圧線や電波塔がお近くにある場合、電磁波等の影響で、稀にコントローラのボタン入力が誤作動を起こす場合があります。
※コントローラを本体から抜くと症状が改善されたり、他の場所に本体を移すと問題ないという場合は、電磁波の影響によりコントローラが誤作動を起こしている可能性があります。」

上記が原因と考えられない場合には、以下のように本体やコントローラー自体に問題があると考えられます。

本体とコントローラー端子の挿し込み部の汚れ・劣化

本体のコントローラー挿し込み部(メス側)と、コントローラーの端子(オス側)の金属の汚れ・劣化によりボタンの誤入力が起きてしまうということがあるようです。これが原因の場合には各所に接点復活剤などを吹きかけることにより改善されることがあります。

コントローラーコードの根元部分の断線

コントローラーを長く使用してきた場合、コードの根元部分に負荷がかかり、内部の線が一部切れてしまったことによるボタンの暴走もあるようです。根元部分を動かすことで勝手にキー入力されてしまうようなことがあればこれが原因です。このような場合には元に戻ることはないので買い替えを検討しましょう。

アナログスティックのニュートラルポジションがずれている

コントローラーを抜き挿しする際に、アナログスティックに触れていたことで、ニュートラルポジションがずれてしまい、勝手にカーソルが動いてしまうことがあります。本体説明書にも記載がありますが、電源を入れて、ANALOGランプが赤く点灯したら、左右のスティックを外回りにグルッと回すことでポジションが元に戻ります。

決まったボタンが効かない・効きにくい

コントローラーが勝手に動くとは異なりますが、こちらもよくある症状なので記載します。特定のボタンが効かない・効きにくい原因は、コントローラー内部のフレキシブル基盤に印刷された導電性インクがすれて薄れてしまったことが原因と考えられます。

このような場合にも症状の改善は見込めないので買い替えを検討したほうが良いでしょう。

コントローラーが勝手に動く原因で考えられるものを記載しましたが、発売からかなりの月日が経っている、また精密機器なので故障してしまうことは多くあります。

DUALSHOCK2では、同じ色・型番のコントローラーでも時期により内部構造や部品も異なるので、組み合わせたり、分解して修理してみるというのはあまりおすすめ出来ません。

現在、中古品であれば比較的安値で購入できるので、改善策を試してみてもダメなようなら買い替えを検討しましょう。以上、プレステ2のコントローラーが勝手に動いてしまう原因についてのまとめでした。

PS2(プレステ2)コントローラーを買い替える際の注意点・おすすめ商品

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